会長挨拶 吉野晴彦

 習志野RCは会員委員会の努力が実り、この3年間で多くの新入会員を迎えました。現在ではロータリー歴3年以下の会員数が全会員の30パーセントを超えています。この時期に会長を仰せつかりました時点で私の役割を考えてしまうのは当然です。
まずは、あまり一般的でないロータリーワードや活動などを丁寧に解説すると共に『私の履歴』の卓話をはじめ新旧会員同士の理解を深めてゆければと考えます。また、ロータリアンは入会の時点で平等であり全会員の賛同を得て習志野RCに迎えられた事も時間を掛けて理解してもらいたいと考えます。
会員数の少ないクラブでは特に顕著な傾向があると思いますが、得意な奉仕活動とあまり得意でない奉仕活動があると考えています。別の言い方をすれば『クラブの特色』といえると思いますが、私はこの事を良しとは考えていません。特徴を持つこと・誇れる活動がある事は勿論素晴らしい事であり良い事だと考えていますが、それだけで満足していて良いのでしょうか?
敢えて『理想論である』と前置きしますが、会員の皆様方にはいろいろな考えや、やってみたい活動があるのではないでしょうか?
入会当初は手探りで何も思いつかない方でも経験を重ねるうちに、『本当の仲間が欲しい』・『もっと広い視野で多くを学びたい』・『地域の発展と活性化に貢献したい』・『世界中の仲間と触れ合いたい』・『若い年代の意志ある人たちに自分の経験を伝えてより良い未来を手渡したい』などなど枚挙にいとまの無いほど多種多様な事でしょう。
クラブの規模が少しづつ大きくなる時点で、時間は掛かりますが中長期の未来を見据えて一つでも多くの機会やチャンスが公平に与えられるクラブを目指した運営が行えればと考えています。
これこそが、会員の増強と大会防止へと続ながり、単会・グループ・地区全体の発展へと我々を導いてくれると考えます。
広く皆様方のご理解と御協力をお願いいたします。